正しいトランシーバーの選び方
正しいトランシーバーの選び方
無線機の種類は多くあります。「トランシーバー」とは数ある無線機の中でも送信機と受信機が一体となったものの事を言い、送信・受信の双方を行うことができるためあらゆる場面での迅速な情報共有と連絡をすることが可能です。トランシーバーのみでほかに必要な機材も特に必要ないため安価で導入でき、比較的コンパクトであるために工事現場から商業施設まで積極的に取り入れられています。
選び方の一つのポイントは「出力」で10mwを超えるものは運用の際に認可が必要になり、さらにモデルによっては免許を必要とするものもあるので注意が必要です。特に業務用として使用するものは非常に種類もおおいため導入まえに確認しておくべき点であると言えます。
また運用する環境を考慮して最適なものを選ぶ必要があり、粉塵や浸水に対策が施されたものや襟元に着けるだけで利用できる目立ちにくいものなど利用する現場によって求められる形も異なるため最適なものを選ぶことがポイントです。広大な通信可能範囲が必要であれば出力の高いものを申請をして導入することが必要になります。
選ぶときはレビューを参考に
トランシーバーはスマートフォンの普及によって、需要が減った言われていますが実際はそうではありません。むしろ一昔前よりも、その需要が高まっており、特に近年頻発する災害の現場ではトランシーバーが非常に役立つ物だと再評価され始めています。
災害が発生した時、スマートフォンやタブレットのユーザーはキャリア回線を利用したり、既存の電話回線を利用して互いの無事を確認するのです。そのため一般的な通信手段は大混雑が起き、一刻を早く連絡を交わす必要がある災害対策の現場ではトランシーバーの方が重宝するのです。
複雑な設定も不要であり、また地震や台風などで既存の通信網がダウンしている時もトランシーバーなら安定した品質でコミュニケーションができるため、自治体や企業の現場でも災害対応の必需品となりました。
選ぶ際はネットのレビューをよく参考にしたいところです。通販サイトには他のユーザーのレビューが多数掲載されており、参考にすれば目的に合うモデルがすぐにわかります。